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論文

Polymer composites as magnet materials; Irradiation effects and degradation mechanism of mechanical properties

江草 茂則; 瀬口 忠男

Journal of Nuclear Materials, 179-181, p.1111 - 1114, 1991/00

 被引用回数:3 パーセンタイル:40.77(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉用超電導磁石の構造材料および電気絶縁材料として使用される高分子複合材料に対し、$$^{60}$$Co-$$gamma$$線を照射したのち77kと室温で機械試験を行なった。その結果、曲げ強度の吸収線量依存性は、複合材料の種類(補強材繊維とマトリックス樹脂のくみ合わせ)のみならず試験温度にも依存し、一見極めて複雑である。しかし、複合材料の破壊ひずみとマトリックス樹脂の破壊ひずみとの間には明らかな相関関係が見出され、この事実から、複合材料の曲げ強度に対する耐放射線性はマトリックス樹脂の破壊ひずみに対する耐放射線性によって支配されることが結論される。一方、複合材料の層間せん断強度の吸収線量依存性は、補強繊維と試験温度にのみ依存し、マトリックス樹脂にはあまり依存しない。この事実は、層間せん断強度に対する耐放射線性は、複合材料中の繊維とマトリックスの界面強度の耐放射線性によって支配されることを示している。

論文

Mechanical properties and radiation resistance of polymer matrix composites used in superconducting magnets for fusion reactors

江草 茂則; 瀬口 忠男; 川上 和市郎

Proc. of the 5th Japan-U. S. Conf. on Composite Materials, p.479 - 486, 1991/00

核融合炉用超電導磁石の構造材料および電気絶縁材料として使用される繊維強化高分子複合材料の機械的性質に及ぼすマトリックス樹脂の硬化状態の影響について検討した。その結果、複合材料の機械的性質は、室温では樹脂の硬化状態にほとんど依存しないが、77Kでは著しく依存することが分かった。次に、この複合材料に$$^{60}$$Co-$$gamma$$線を照射したのち77Kと室温で機械試験を行なった。その結果、機械強度の劣化挙動は試験方向(縦糸方向域は縦糸と横糸の45゜方向)に依存するばかりでなく、複合材料の種類(補強材料繊維とマトリックス樹脂の組み合わせ)と試験温度にも依存し、極めて複雑であることが分かった。本報告では、これらの一見複雑な劣化挙動をすべて統一的に説明できるモデル化についても検討する。

論文

高分子複合材料の耐放射線性と劣化機構

江草 茂則

Radioisotopes, 40(9), 59 Pages, 1991/00

核融合炉用超電導磁石の電気絶縁材料として使用される高分子複合材料の機械的性質における耐放射線性と劣化機構について、1988年以降の文献を一括レビューした。主として、原研高崎研の研究成果を紹介したが、他に、大阪大学、NASA、及び米国のComposite Technology Development社の研究成果も紹介した。

論文

Anisotropy of radiation-indnced degradation in mechanical properties of fabric-reinforced polymer-matrix composites

江草 茂則

J. Mater. Sci., 25, p.1863 - 1871, 1990/00

 被引用回数:19 パーセンタイル:69.35(Materials Science, Multidisciplinary)

核融合炉用超電導磁石の構造材料および電気絶縁材料として使用される繊維強化と高分子複合材料に対し、$$^{60}$$Co-$$gamma$$線を照射したのち77Kと室温で機械試験を行なった。その結果、機械強度の劣化挙動は、縦糸方向(0゜方向)に試験した場合と縦糸と横糸の45゜方向に試験した場合とでは本質的に異なり、異方性を有することが分かった。加えて、この機械強度の劣化挙動は、複合材料の種類(補強材繊維とマトリックス樹脂の組み合わせ)のみならず試験温度にも依存し、一見極めて複雑である。しかし、0゜方向強度はマトリックス樹脂の破壊ひずみによって支配されている曲げ強度であり、一方、45゜方向強度は繊維とマトリックスの間の界面強度によって支配されている層間せん断強度であることを考慮してモデル化を行うと、この一見複雑な劣化挙動をすべて統一的に説明することが可能となる。

報告書

テトラフルオルエチレン-プロピレン・エラストマーの化学レオロジー

岡本 次郎; 伊藤 政幸; 松田 修; 鈴木 伸武

JAERI-M 5422, 15 Pages, 1973/10

JAERI-M-5422.pdf:0.57MB

放射線橋かけ反応で得られたテトラフルオルエチレン-プロピレン・エラストマーの高温における劣化機構を明らかにするため、化学応力緩和測定を行った。その結果、切断反応は優先的に高分子主鎖で起っていること、このエラストマーの劣化速度は、真空中照射エラストマーの方が空気中エラストマーに比べて若干大きいこと、などを明らかにした。また不連続応力緩和測定から真空中橋かけエラストマーの熱橋かけ密度はほぼ一定に保たれるが空気中橋かけエラストマーでは初期橋かけ密度により変化することが明らかになった。

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